ロスペランブレス鉱山では、選鉱プロセスにおける節水と水再利用を推進し、操業に使用する水の90%を海水由来または再利用水とすることを目標に取り組んでいます。この目標達成に向け、2024年より海水淡水化プラントを稼働させ、水資源の保全を進めています。これにより、渇水時における操業度低下の緩和が期待され、2024年には取水量の約58%が海水由来となっています。現在の淡水生産能力は400リットル/秒ですが、2027年までに倍の800リットル/秒へ拡張する計画であり、外部取水のさらなる低減を目指しています。
さらに、地域社会への貢献として、水の有効利用や最適化を目的に、鉱山周辺の地域コミュニティにおいてデータ取得のための水センサーを144台設置しています。加えて、地域の水利用を管理する地方当局と連携して、地域コミュニティへの水輸送を改善するため、運河建設に累計3億チリペソ(約35万米ドル)の投資を行いました。
当鉱山は水効率向上のため、パイロット試験や操業における水バランスの最適化を含む計画を策定し、明確な目標を設定しています。当鉱山には水管理責任者(Water Leads)が配置され水利用の効率改善を推進しています。Water Leadsは、ガバナンス強化と鉱山内スキル向上を目指し、毎月の水使用実績を報告するなどして、持続可能な水管理の実践を組織内に浸透させています。