春は草木が芽吹く季節であり、旅立ちの季節でもあります。
私たちは札幌市にある山林の一部を、保育園の自然体験の場として提供しています。その森でたくさん遊んだ園児たちからも、卒園を迎えた子たちがいます。
保育園では木の板で作った卒園証書を渡すことになり、その素材として私達の社有林の木材を使っていただくことになりました。
オフィス家具製作の際に余った木材(ヤチダモ、ハンノキ)を活用し、地元の工房でカッティング、サンディング(ヤスリがけ)を行い、木目が綺麗に見える板の状態にして保育園に届けました。その後、保育園でレーザー刻印などが行われ、6名の園児に渡されました。
この卒園証書を受け取った園児が何年かたった後に証書を見て、三菱マテリアルの森で遊んだことを思い出してもらえるような卒園証書となれば嬉しいです。
私たちは社有林材の有効活用を通じた地域貢献について、これからも考えていきたいと思います。